私は子供の頃、けっこう抑圧された環境に育ったので、
理不尽だと思う事が多くありました。

親族に言われた事で、明らかに納得いかないのに
我慢していた記憶がたくさんありますが、

そういった理不尽な過去は、
今の自分にとってはプラスになっています。

それは、

『納得できない事には絶対に従わない』という
確固たる意志の基盤になっているからです。

しかし、反対に。

理不尽な過去に引きずられて、
大人になっても、むかし親に言われた事を思い出して、
その呪縛から逃れられない人も、多いようです。

酷いものだと、トラウマともいえますね。

原因は、『自分が正しいと信じていない』からなのだと思います。

これは性質によるところだと思うのですが、

私は、過去に理不尽な事を言われていた時から
『絶対に自分のほうが正しい』と心のなかで思い続けていました。

相手が、親だとか先生だとかであっても、
自分のほうが正しいと感じたことは、揺るぎません。

これは、『神の目線で見て正しい』という話ではなく、

『自分にとって正しい事は、自分で決める』という事です。

過去に親が私に言っていた事は、
『親にとっては正しい事』だったのかもしれないですが、私にとっては正しい事ではなかったわけです。

むろん、明らかに間違ったことをして注意を受けた場合には自分の非を認めますが、

自分にとって正しいと信じている事は、
誰に言われても、曲がることはありません。

また、
相手が『正しいと思っている事を押し付けている』のなら、まだマシですが、

世の中は悪意に満ちておりますので、
『潰そうとして注意をしてくる人』もたくさんいます。

だから、
何かの批判を受けたとしても、
それが納得できる内容であれば参考にはしますが、

直感的に『受け入れる必要なし』と思った事は、

『思慮の浅いアホ』の言い分だと思って良いかと思います。

考え方を批判されたとしても、

ファッションセンスを馬鹿にされたとしても、

『私を批判してくる、お前が間違っている』

と考えれば良いですし、

私は、実際にそのように指摘し返す事も、多々あります。

傲慢だと思われる事もありますが、悪意だらけの世の中ですから、

『自分が正しい』と思って生きていたほうが、
人生ではメリットが大きいですし、色々と楽です。

自分にとって正しいことは、

親でもなく、
先生でもなく、
上司でもなく、

自分で決めましょう。

(上司の言うことに、表面上だけ従っているのであれば、良いと思いますよ。盲信はアホです)

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