カルト組織やマルチビジネスのトップは、

組織内で必ず『独自の用語』を浸透させます。

オウム真理教であれば『ポア』『カルマ』

連合赤軍であれば『総括』

その他、どことは言いませんが『ざ○む』とか、

最近では『HG』といった用語もよく耳にした単語ですね。

NFTでも、マルチビジネス的運営手法を得意とする方々が、色々な癖のある単語を好んで使用しております。

『ガチホ(Gachiho)』『○禅』『A○磨き』『プレゼント』などなど。

気味が悪いですね。とても不気味な単語です。

最近では『文化』という言葉が頻発されております。

『独自の文化を作るのが大切なんだ』と。

さて。

カルト組織が必ず『独自の用語』を浸透させる理由は何でしょうか?

……それは、本来の汚い目的を覆い隠すためです。

『文化』自体は、悪い印象の言葉ではありません。

どちらかといえばポジティブな単語でしょう。

そして、非常に幅が広い言葉です。

故に、汚い目的を覆い隠すのに、非常に便利なのです。

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具体例をあげましょう。

少し前に乱用されていた、

『セカンダリ文化』と称して、相場操縦をする手法です。

まずは準備として、

事前にプロジェクト運営者同士が結託して、

買い仕込みをしたり、タダでインフルエンサーにトランスファーしたりします。

その後に、インフルエンサーが『この銘柄がオススメです!』と買い煽りをします。

それに連動して、結託している情報系インフルエンサーが次々と『やばい、ボクも買いました!』と煽ります。

すると、その銘柄の価格を数倍に吊り上げることができます。

吊り上げた銘柄は、サブウォレットに移動させてからマネーに換金して、搾取完了です。

NFTという流動性の低い市場では、

悪意あるインフルエンサーの組織力で、簡単にそれができてしまうのです。

通常の金融商品の市場では明らかな違法行為であっても、

NFT市場はまだまだ法整備も追いついていないため、やりたい放題なわけです。

これを『セカンダリ文化』と称して実行しているわけです。

醜悪ですね。卑怯ですね。

でも、それが今のNFTの支配者達の『クレバーなマーケティング』です。

……カルトコミュニティに『属しているだけ』の人達は、

基本的にはあまり罪は無いと思いますが、

よほどの馬鹿でない限りは、上記の手法については、何となくわかっていたはずです。

わかっていながら、自分もオコボレに預かるために、

見てみぬふりをしていた人は多いでしょう。

思い当たる人、いますよね?

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『セカンダリ文化』については、あまりにも露骨な手法なので、最近は鳴りを潜めているようです。

最近ではシンプルに、カルトの組織形成全般を『文化』という言葉で正当化しようとしているのがブームのようです。

『文化』を作りたいなら、好きにしたらいいでしょう。

問題は、文化という言葉を利用して、醜悪な行為を正当化する事です。

メインは、やはり『相場操縦』です。

金融商品市場において、相場操縦は極めて悪質な行為です。

決められたルールに基づいて相場が形成されてこそ、フェアで健全な市場が成立します。

同一市場内でルール違反をする者がいれば、
市場はめちゃくちゃになります。

NFTでも、相場操縦が市場を破壊することは、まったく同じです。

ただ、悲しことに法整備が追いついておりません。

現状、カルト組織が『文化』と称して、

身内に隔たった配布をして、

『ガチホ強要』で流動性を無くしてコントロールしやすい状態にしてから、

自作自演の相場操縦を乱用し、

虚像の価格形成をしてNFTマーケットを破壊しております。

スタートの時点から相場操縦を徹底して実行してきたカルト集団は、それを『文化』と称して、正当化しようとしているわけです。

法整備が追いついていない以上は、

いま市場にいる皆さんが声をあげ続ける事が

もっとも重要な事だと、私は思っております。

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今回のまとめです。

『変な用語を浸透させようとするカルト集団にはNOを突きつけましょう』

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