みなさん、こんばんは!
夕方にスーパーに行くと、
ちょうど見切り品の惣菜に「30%オフ」のシールが順番に貼られているタイミングでした。
シールが貼り終わった惣菜から、たくさん売れておりました。
シールを貼った瞬間の惣菜なので、
鮮度もそこまで落ちていないのに価格が安いなどの視点があると思うのですが、
はてさて。
これを買うのは「コスパが良い」のでしょうか?
本日は。
「自分の意思」というものについて、小話を。
かなり極端な考え方の人間の話です。
見切り品の惣菜を買うのが必ずしも悪いわけではないので、
「へえ、そんな事を考える人もいるんだね」くらいで聞き流していただければと思います。
私は。
「意思を侵略される事」を、人生においては「コスパが悪い」ものだと考えています。
「自分の意思」というものを「高い価値」のあるものだと思っており、
意思を削る要素からは距離を置くようにしています。
そんな私にとって、
自分の意思を削ってくる、もっとも厄介な敵は「マーケティング」です。
現代社会においては最大の「他者からの侵略行為」だと思います。
一部のマーケティングは、戦争よりも人を殺していると思っています。
ファストフードのハンバーガーはアメリカ人を、
飲料メーカーのコーラはメキシコ人を大量に殺しています。
各メーカーは政治や教育機関にまで入り込んで、
マーケティングにより子供の頃からイメージを植え付け、
人々を内部から破壊しているのです。
などと、
極端な話は置いときまして。
マーケティングを完全に排除することはできませんが、
できる限り、自分の中に侵略されないようには気をつけております。
基本的な所で言えば、
ネットでは広告はできる限り出てこないように設定しています。
ヤフートップの右側にある広告や、YouTubeの5秒広告(インストリーム広告)は
アドオンで簡単に出てこなく出来ますので、必須だと思っています。
レコメンド(あなたへのオススメ機能)も可能な限り非表示にできるアドオンを入れています。
これくらいは、
多くの人がしていますね。
最初の見切り品の話に戻ります。
基本的に、私は「見切り品」や「セール品」を買いません。
セール品は企業が「売りたいモノ」であり、
「自分の買いたいモノ」ではないからです。
コンビニにサンドイッチを買いに行ったのに、
「おにぎり100円セール」だったから、
サンドイッチではなくおにぎりを買う人って、
かなり多いと思います。
コンビニではセール時におにぎり売上が急増するので、
それは事実として反映されているかと思います。
別にサンドイッチでもおにぎりでも、どっちでもいいじゃんと思う人もいると思います。
でも私はそういった時、
サンドイッチを買いたいという自分の意思が、
おにぎりを売りたいという意思に侵食されたのだと感じてしまいます。
もとからおにぎりを買いに行ったら、たまたまセールだったというのであれば、
普通に買いますが、
何を買おうか決めていない時にセール品を見つけた場合には、
それを選びません。
もはやセールである時点で、フラットには見れませんので、
「それを買う行為」を積み重ねることで、
お金よりも大切な「意思」が削られる気がするからです。
買い物会員カードやポイント券なども所持しません。
不動産の取引をするときには「専任媒介契約」はしませんし、
高額の買い物をするときに「前金」を払うこともしません。
「自由意思を拘束する目的」のシステムだからです。
もっと極端な話で言いますと。
繁華街を歩くときなどに、看板などを見るのも嫌です。
とくに飲食店の看板などは。
その時に食べたいと思っていなくても、
明るいネオンの看板は、見たら食べたくなるように誘導される作りになっているからです。
ゆえに、私は都会的な街は好きになれません。
周りに「他者の意思による誘導」が多すぎるからです。
でも、いまはまだ隠居生活をするには早すぎますし、
自分の仕事としても、ある程度の最新情報が必須ですので、
都会的なものや最新のものを取り入れるようにはしていますが、
老後にはそういったものからは距離を置いて、
郊外の地味なところで、小さな家かマンションでも借りて、
のんびり暮らしたいなあ、
なんて思っております。
都会の人や、
時代の最先端で活躍している人は、
たくさんの情報に囲まれています。
最新情報に囲まれた生活をしていると、
知識も増えますが、侵略も増えます。
それは。
強くなることなのか弱くなることなのか。
頭が良くなることなのか、愚かになることなのか。
一概には言えないなあと。
最新情報の中で戦っていくには、
自分の意思を守ることが大切なのではないだろうか。
意思を侵略される事は、もっともコスパが悪いことではなかろうか。
スーパーの惣菜を見ながらそんな事をふと思った、杪冬の夕暮れでした。
(補足)
マーケティングの存在をすべて否定しているわけではないです。
私もマーケティング的な行動はしているわけですし????
そもそもマーケティングの要素はあらゆるところにあるので、
全部を否定していたら世の中は成立しませんよね。
他の方がマーケティングをどう受け入れているかは自由なんですが、
自分は「意思」を最重視しているので、
工夫をしてできるだけ遮断しているという感じです。
世の中は甘くないですし、弱肉強食ですから、
自己責任で生きて行くしかありません。
マーケティングは、あるのが当然の存在だからこその、私個人としての向き合い方の話です。
上記では「見切り品は買わない」と書きましたが、
顔見知りのパン屋さんでは、
むしろ売れ残ってそうなものを買います。
それは自分の意志による選択であり、
そうしたいと思ってする行動なので、意味があると思っています。
マーケティングが「絶対悪」なわけではなくて「向き合うべきもの」であり、
その向き合い方の話でしたが、
見て気分が悪くなる人もいるだろうなと思いましたので、
補足をさせていただきました!
割引品を買う事で、それが自分のプラスになると実感できる人であれば、買うのが良いのだと思ってます。
私個人の調整方法なので、その人にとってベストな方法は異なりますよね。
あくまでひとつの事例としてご参考いただけましたら幸いです。
これらは、私個人が負担なく生きていくために選んでいる生存戦略であり、
変わり者のひとつの方法論だというお話でありました!